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「かたわれを探して - ラビット王国の物語 -」絵本
ページ数:36ページ
サイズ:210×210mm
【ストーリー】
わたしは見失ったかたわれを探すために、コットンと物語の旅に出ることになった。
第一話はラビット王国のお話。
王女エレノアはお転婆な姫。次期国王として期待を背負っていた彼女は、運命的な出会いを果たすことになる。
しかしそれは大きな大きな試練だった!
試練に翻弄されながら、使命を果たすべく立ち上がった……。
【この絵本を作ったきっかけ】
私たちは大人になると色々配慮して、自分のしたいこと、嫌なことをぐっと堪えて我慢します。
それが社会に生きる上で大切なことだからです。子供の頃からそうやって教育を受けて、我慢することが偉いことだと教えられてきます。
でも、その我慢が適度だったらいいけれど、必要以上の我慢までしてしまっているのが、私たち大人たちです。
そうすると子供たちもそれを真似するようになって、言いたいことも我慢しようとして頑張るのです。
皆さんは本当に頑張っているのです。
必要以上の我慢を積極的にして、それを出来た自分を褒める。その積み重ねで自信に繋がり、もっと我慢しようとするのです。
でもそれがずーっと永遠に続けられるかって言われればそうじゃないですよね。
どこかで息抜きが必要です。でも息抜きがすごく苦手な人もいるんです。
苦手な人はどうしたらいいんだろう? って悩んじゃいますよね。
多分、それはきっと苦手なんじゃなくて、分からないだけなんだと思います。
そんな苦手さんは、昔の自分と向き合って知ることが大切になってきます。
苦しみは違うけれど、志方弥公がこれまで苦しんできたこと、そしてどうやって乗り越えたかをお伝えしたくて、絵本にしました。
さあ私と一緒に物語の旅に出ましょう。きっとそこにヒントが隠されているかもしれません。